軟質素材裁断機のパイオニアとして、70年に渡る開発力と技術力で次世代裁断機をプロデュースします。
お客様の生産ニーズに対応したサクラ式裁断機を完全自社生産。
素材特性を100%生かす高精度の加工技術は、厳格な品質基準に基づき、開発から組み立てまでの自社一貫生産システムから生まれます。
【バーチカル裁断機とは】
前後に移動するテーブル上に加工材料を載せ、可動定規により送出し、任意寸法に裁断加工します。 また、配置された定規により容易に各寸法の直角を出すことが出来ます。
【用途】
各種プラスチックフォーム、スポンジ、フェルト、不織布、グラスウール、ゴム板、皮革、紙等のシート材の裁断に使用されます。 ご希望により鋸刃をセットすれば、ある程度の硬い素材(硬質ウレタン、発泡スチロール等)の切断も可能です。
【スリッターとは】
上軸回転スピンドルに丸ナイフを任意寸法にセットし、板物及び巻材等を縦方向に裁断加工(全切 / ハーフカッティング)します。
【用途】
粘着シート材、ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、スポンジ、ゴム板、フェルト、紙、皮革などのシート材の一定幅の裁断に使用されます。巻出し、巻取り装置を使用すれば長尺ロール巻材の裁断も可能です。
【油圧裁断機(ギロチン裁断機)とは】
厚板材料(ゴム板等)をテーブル上に載せて、後部に設置された可動定規により任意寸法に送出し、油圧駆動によるギロチン刃にて裁断加工を行います。
(用途、ニーズによっては空圧を使用するものもあります)
【用途】
主としてゴム板の裁断に使用されますが、当社製丸ナイフ及びバンドナイフ裁断機にて裁断不可能な半硬質~硬質材のシート材(及びブロック材)の裁断に有効です。
マイコン自動定寸機構により、シート材の定尺自動裁断が簡単、高精度に行えます。
【漉割機とは】
比較的薄い材料シートを任意寸法にて裁断スライスを行います。
裁断種類には大半して以下の二種類があります。
・半裁=シート材を半分(二分割)にスライス加工を行う。
・上スキ=シート材の片側面より任意寸法にてスライス加工を行う。
これらは上下送りロールにて材料シートを送り込み、その直後に設置された回転刃物によってスライス加工を行います。